夏は暑くて冬は寒い。日本に住む多くの方がそう思っているのではないでしょうか。夏になると北の地方でも結構暑くなります。北海道の札幌で真夏日になり、それがニュースとしてテレビなどで取り上げられることもあります。
でも、冬の場合、北の地域がとっても寒くても、南の地域は割と暖かいようだと感じませんか?北国で雪が降る1月に、沖縄では桜(ヒカンザクラ)が咲き始めます。
そこで、南北間の気温差の季節による違いをグラフで見てみましょう。まず、札幌(北海道)、仙台(宮城県)、津(三重県)、鹿児島(鹿児島県)、那覇(沖縄県)の5都市の2010年の毎月の平均気温をグラフで比較してみましょう。
夏は南北間の温度差が小さく、冬は大きいようです。では念のため、すべての都道府県庁所在地(ただし、埼玉県は熊谷、滋賀県は彦根)を対象に同じグラフを作ってみましょう。
どうも、夏は南北間の温度差が小さく、冬は大きいようですね。2010年以外の年については、あなたがグラフを作って確認してください。
でも、どうして夏は南北間の温度差が小さく、冬は大きくなるのでしょうか。ぜひ考えてみてください。