気温データ・グラフ表示システムとは ~気温グラフを簡単・瞬時に~
「気温データ・グラフ表示システム」は、誰でも手間をかけず簡単に気温グラフを作ることができるシステムです。
小学校・中学校・高等学校などの教育機関と、理科教育・科学教育に携わる公的研究機関で無償で使っていただけます。
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「東京の過去100年の気温の変化をグラフで見てみたい」「北海道の札幌と沖縄の那覇では、一日の気温変動がどのように異なるのかグラフで見てみたい」「緯度が気温に与える影響をグラフで見たい」などといったとき、瞬時に欲しいグラフが手に入れば便利ですね。これを実現するのが、パーソナルコンピュータ(PC)用「気温データ・グラフ表示システム」です。
「気温データ・グラフ表示システム」には、日本全国60地点の気温データが収められており、簡単な操作で希望の気温グラフを作成できます。表計算ソフトなどを使う際に必要となる、表示範囲の選択、ラベルの入力、タイトルの入力などといった面倒な操作は一切必要ありません。
ですから、表計算ソフトや統計ソフトなどの使用経験など、まったく不要です。小学校高学年の子供さんからコンピュータに不慣れな大人まで、誰でも気軽に使えます。
誰もが気軽に気温データに触れ、科学の面白さを体験して欲しい、地球環境やデータ科学などに興味を持って欲しい。
「気温データ・グラフ表示システム」には、そんな願いが込められています。
ところで今回、このPC用「気温データ・グラフ表示システム」を、関心がある小・中・高等学校の先生方や研究者の方々に無償配布することができるようになりました。より多くの方々に使っていただいて教育効果を上げることができれば幸いです。
「気温データ・グラフ表示システム」ご利用のお申し込みは、当サイトの専用ページからお願いいたします。
<謝辞>
「気温データ・グラフ表示システム」の開発研究は、科学研究費補助金(基盤研究(C)課題番号23501084)によっています。一方、気温に関するデータは、気象庁のホームページ掲載のものを許可を頂いて使用しています。感謝申し上げます。
国際高等専門学校 今澤明男
金沢工業大学電気電子工学科 直江伸至